「闇金ウシジマくん」をご存知ですか?

ビッグコミックスピリッツからの不定期連載漫画からスタートし、ドラマ、映画にもなった消費者金融をテーマにした。
通称「ウシジマくん」ドラマと映画では山田孝之さんが主演を務めています。
このストーリーのは闇金業者にお金を仮に訪れる客およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリーで、消費者金融でお金を借りた人のあるある話や、取り立て方法、現在の金融機関の内情話など金融あるあるが盛沢山。
私ははじめ山田孝之さんが主演なので見出したのですが、見るについて本当に金融会、特に闇金会のルールについてとても勉強になったので、こちらでも漫画、ドランテイストも交えながら記事にまとめて紹介していきたいと思います。
闇金業者にお金を借りに来る人はどんな人が多いのか?
また闇金の取り立てとはどんなものなのか?
闇金の何が危険で、何が悪いのか、良いのか?
この漫画、ドラマで初めて知ることがとても沢山ありました。

 

闇金業者の利子は基本的に法的には違法なものが多く、それを知っているが他ではもうお金を借りられない人や、すぐにお金がどうしても必要なため借りに来る人、正規の金融業者では必要な額を借りられない人などが最後の砦と言うことで、闇金にお金を借りに来ます。
でも一番闇金を利用する人は、大きな金額を借りに来るのではなく、生活費のあと1万円や、パチンコをはじめとするギャンブルの費用あと2万円・・などの少額を借りに来る人が最も多いのです。
この少額を貸し付け、1週間で10割の利子を付けて返済してもらう。1週間後には1万円が、2万円、2週間丸々返済できなければ4万円にして返済しなければならないのです。
とにかく無謀ともいえる利子で貸し付け、その利子でもうけを得るのが闇金業者なわけですが、このウシジマくんではとにかくこの闇金についての闇の部分を詳しく解説してくれています。

 

こんな無謀な利子は本当に返さなくてはいけないの?
1週間で10割なんで、完全に違法なんだから借りるだけ借りて返済しないで、闇金業者から逃げちゃえばすむんじゃないの?
と思うところですが、闇金業者も馬鹿ではありません。借りに来たお客がキチンと返済をするように、一般大手金融業しゃと同様、借りに来る顧客の情報は完全に管理していますので、安易に逃げることはまず不可能です。

 

現在の消費者金融の最高利子額は、国が定めた利息制限法という法律で定められています
利息制限法とは、『金銭を目的とする消費貸借上の利息の契約及び賠償額の予定について、利率(ないし元本に対する割合)の観点から規制を加えた(ウィキペディアより引用)』法規であり、 民法の派生法規、特別法です。
利息の利率の設定に関しては、契約当事者による特約で定めるのが基本なのですが、当事者の自由に任せてしまうと、債務者が負担しきれないような高利を定めてしまうことにもなりかねません。
金銭消費貸借契約(キャッシング、ローン等の貸付け)での契約では通常、その立場・窮状、あるいは、専門知識の差異から、債権者と債務者は必ずしも同等の立場であるとは言えず、債務者が不都合を強いられることが多々あります。

 

そこで、法外な高利から債務者を保護するという趣旨で利息制限法が制定されました。
利息制限法は、たった4条までしかない、小さな法律です(法改正によって9条まで増えました)。
しかし、その存在はキャッシングやローンを組む債務者にとっては大きな後ろ盾になり、多重債務に陥ってしまった人には救世主となり得るものです。
利息制限法の制度趣旨は「債務者保護」ですので、多重債務者の救済の場面でも活用されます。
多重債務に陥る理由の一つに、グレーゾーン金利による貸し付けありますが、このようなケースでは利息制限法による債務の引き直し計算が行われ、支払額の減額が行われたりします。過払い金も、この過程で発生したりします。

 

このように、金銭債務者にとって非常に心強い利息制限法ではありますが、法律自体には矛盾点があり、制定当初は骨抜き状態でした。
時が経つにつれて、判例が確立されてきて、現在のように債務者保護の体をなしてきましたが、それでも法の隙間をぬって昨今問題となった「グレーゾーン金利」を生み出した一端であると言っても過言ではありません。
昨今、貸金業法の改正がなされました。総量規制の導入等が大きな話題を呼んだものでしたが、同じように大きなトピックとして、グレーゾーン金利の廃止がなされています。

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